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2003/02/13/(Thu)
インストロール
高校の頃吹奏楽コンクールに出たときに面白いことがあって。

大会の主催者かなんかのオヤジが開会の辞かなんかで、しきりに
「スイソク連盟」「スイソク連盟」と連発。
「このたびはスイソク連盟が」とか「第何回スイソク連盟…」とか言ってるわけ。
みんなで、なんだろう?とか言ってたんだけど
どうやらそれは「吹奏楽連盟」と言ってるらしかったのだ。
それが判明して大爆笑したんだけどね。

たぶん、そのオヤジ的には「○○連盟」といえば
漢字4文字で「タン・タカ・タン・タン」というリズムでなければならない
というような強迫観念があったような気がするのだ。
「吹奏楽連盟」という言葉は、そのオヤジの信念からすると
語呂的に激しく逸脱した熟語で。
で、強引に「タン・タカ・タン・タン」のリズムの中に押しこめてしまった、と。
そう僕は思ったな。
字にすると「タン・タッカ・タン・タン」というニュアンスかな。
2拍目が三連で「ッ」に「すいそうがく」の「が」だけど
殆ど発音しないで少し跳ねてる感じ。難しい。

「インストロール」みたいな
言い回しの間違いってよくあるけど
その人にとって心地良いリズムってのが有って
無意識のうちにそうなってしまうんだと思う。
外来語といえば「タン・タカ・タン・タン」だろう
みたいな先入観みたいなものがあって。
「インストール」じゃ、なんか物足らなくて不快なんだろうな。

子供の頃「過酸化水素水」とか「チャイコフスキー」とか
妙に長い単語を覚えると嬉しくて、しつこく言ったりしてたものだ。
なんか口が快感というか。そんなものに繋がるのかもな。
今でも「過酸化水素」だけじゃ、途中で終ってるような気がして
どうも、いまひとつ物足らないような気分になる。

僕の知人でシンセの「プロフェット(当時)」を
「プロフェクト」と言っていた人がいた。
これは「プロテクト」かなんかと一緒になっちゃったんだろうな。
ま、本当の発音は「プロフィット」なんで
合ってる人自体、当時は殆どいなかったんだけどね。

ジェネシスのギタリストで「スティーブ・ハケット」という人がいるが
これも「ハーケット」と伸ばして呼んでた知り合いがいた。
これなんかは「シャーベット」とかと一緒になったんだろうか。

これを突き詰めて究極の域に達すると
僕らがよく言ってた言い回し
「ハラヘリノリアス」のようなことになるんだろうな。
これは一体何かというと(笑)。
空腹時に「腹が減った」と言うかわりに
「腹減りノリ(原辰則のシャレ)」と言ってた
超オヤジギャグな知り合いが居て
その言い方を真似して言ってるうちに
「ジャコ・パストリアス」と合体してしまったものだ。
「お前それは[リ]しか合うてへんやないか」ということなのだが。
ノリ的には、これで良いわけで。

と、まぁ笑えるネタでも有るのだが、
実はこれは、曲に歌詞を付ける場合に
最大の威力を発揮する超必殺技でもある。
自分の心地良い譜面ヅラに、言葉を当てはめて行く。
メロディが付いててもラップでも構わないんだ。
奥が深いね。

関係ないけど綿矢りさの小説が
「インストロール」だったら嫌だな。
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