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2003/11/09/(Sun)
時代は変わる
事あるごとに人に言っている話だけども
僕は同世代の人間が嫌いだ。

学生の頃はそうではなかった。
80年代後半になっていろんなことをやり始めてから
そう思い始めたのだ。

意外に僕は、保守願望人間で
時代とか社会の価値観は普遍的なものだと思っていた。
長年の風習と一緒で、日本に根付いてしまい、
決して変わることが無いものだと思っていたのだ。

中学高校と通じて、ある部活をやっていたのだが
最後の最後で未消化で終ってしまい(自分のせいだが)
卒業後も、それを吹っ切ることができず
結局10年近くも、その部活関連で
母校を含む複数の高校に通いつづけた(いちおう指導という名目)。

後輩がどんどん入ってきて
時代もどんどん新しくなっていった。
初めのうちは、どの年代でも
結局たいして変わらないもんだな、
と思っていたのだが
5年くらい過ぎて「あれっ」と思い始めた。
明らかに部のカラーが変わってきたのだ。

既に卒業してるのに何年も高校の部活に入り浸るなんて
なんだかみっともないし、去り時を見極めてさっさと撤退しよう、
さぁて、いつにしようか…なんて思っていたのだが
部の感じが変わってきたことに気付いてからは、
そのことに非常に興味が沸き、その後の展開を見届けたくなって
去り時を延期してしまった。

詳しくは書かないけど
その後の 5年間は実におもしろかった。
どんどん人間そのものとか時代とか価値観とか
変わってきたのだ。
僕らと同世代の人々に根付いていた価値観は
どんどん過去のものとなって消えていった。
それに気付いた人と、そうじゃない人との間に
はっきりと境界線が引かれた。

この「時代のサークル」を
外から眺めることが出来て
本当にラッキーだったと思っている。
失意のどん底だった自分でも
おかげで、なんとか
希望を失わずに済んだのだ。

価値観とか社会とか人間とか。
普遍的なものじゃなかったんだ。
いや。そうじゃなくて人間は普遍なんだが
それに肉付けしている個人個人の価値観が
時代によって変わるんだな。多分。
処世術みたいなものの内容が。
それだけみんな、普段は
一般的価値観で生きてるって事だよなぁ。
どの処世術を選ぶのか。
選ぶのは自分だけど、提示されている選択肢に
時代が反映されていて、選んだものによって
自分の属する社会が決まるんだな。

昔話で、親が兄弟を部屋に集めて
3つのハコからどれか選びなさい、というようなものがある。
ハコじゃなくて袋の場合もあるし、
現物を見せられることも有るようだけど。
(若村麻由美さんはそれで扇子を選んだとか言ってた)
その選んだもので、その後の自分の人生が決まるのだ。

処世術もそうやって自分で選択して。
これからどの世界、もとい、どのキャラで生きて行くのか
自分で選ぶんだろう。
その選択肢が時代で違っている、と。

僕はそうやって時代の変化を眺め、
自分自身も成長しようと
非力ながらいろいろやってみた。
その時々で要らないもの、避けたいものは
捨ててきたと思う。

それは「里心」に似ている。
とても懐かしく、たまには逢いたいと思う。
でも、ダメなのだ。
今まで頑張ってきた自分がそこで消えてしまうのだ。
実際はそうじゃないかもしれないけど
そう感じているのだ。
なので同世代とか、昔好きだったものとか
意識的に避けて遠ざけているんだと思う。

同世代でも大丈夫な人もいるよ。
それは当時の価値観のまま生きてない人。
当時の処世術を一時的なものと捉えていて
今はもう忘れている人。
そういう人には逢っても「里心」が芽生えないわけだ。

僕はある意味徹底していて
少しでもそういう芽が有ると
必死に全否定にかかる。
自分のことながら、実に嫌な性格だと思う。
同世代には嫌われて当たり前なんだな。


Bob Dylanではないが
(時代が変わるの歌詞は本当に泣ける)
今、希望を失っていたり
困ってる人には、是非言いたい。

時代は変わります。断言します。

だから少しだけ耐えてろよ、と。
もうちょっとだから、と。
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