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2004/01/14/(Wed)
ポールマッカートニー各種
Yesterdayを良い曲だといえる素直なオトナになりたい。
ということで。

ブロードストリートのメドレーの話は下に書いた。
2~3曲目はこれで好きになったが、
一曲目のイエスタディはどうだったか、という話。

とてつもなく有名な曲で
今更好きだのなんだの恥ずかしい。
というのが一般的なビートルズファンの意見かな。
ロックファンの間ではもっとひどくて、

ポールのセンチメンタル炸裂。
どこかで聞いたことあるような曲。
ロックじゃない。ジョンには到底及ばん。

…とまぁ散々だね。
俺も子供の頃、ただ「知ってる曲だからと嬉しい~」
の時期を過ぎると新鮮味が消えて嫌いになってしまった。
この曲の魅力を「有名で知ってる曲」という点にしか
見出せなかったわけだ。

それが180度変わったのは中学生の時。
「James Paul McCartney」というテレビ番組を見てからだ。
スタジオセッションあり、ライブあり
オチャラケあり、踊りあり、とまあ
基本はただのバラエティ(ポール主役)だった。
最後のライブコーナーが終ったあと
Wingsのメンバー全員が楽屋で寛ぐシーンとなり
そこでメンバーのリクエストに応えて
なんとポールがイエスタディの弾き語りを披露したのである。
これがあの同じ曲か?と思うほど、そのテイクは素晴らしく、
素直に心に染みてきた。こんなに良い曲だったんだー。

そのテイクはビートルズより若干スローだった。
語りかけるように丁寧に歌うポールの姿は神に見えた。
控えめに入ってくるストリングスも素晴らしく
本当に夢かと思ったもんだ。
当時はビデオなんてなかったし
カセットでの録音もしていなかった。
そのテイクは俺の心の中にただの記憶として残ったのだ。

イメージってのはとかく美化しがちだね。
あのイエスタディが素晴らしかったというのは
正しかったのか、記憶が過去を美しく見せているのだろうか。
気のせいじゃないんだろうか、そんな思いや不安は
危惧であったことが判った。
10年後くらいにビデオを入手し当番組を見直したとき
あの当時感じたのとソックリ同じままのイエスタディが
ちゃんとそこにあったからだ。

さて、その後のイエスタディは
このテイクがデフォルトとなった。
75~76年のUSツアーのアレンジもテンポはスローなまま
ストリングスの替わりにブラス風ホーンセクション
(サックスが一名居る)が彩りを添えていた。
79年のWingsラストツアーも同じ。
そしてブロードストリートのバージョンとなるわけである。

俺も最近になって判ったんだが、この曲は
子供には良さがわかりにくいんじゃないかね。
あんまりオトナvsコドモと分けたくないが
憶えやすくて有名で知ってる、という以外に
この曲の良さって判らないんじゃないかと思う。
あまりに馴染み過ぎて特別さが判らないというか。
クラッシックみたいなもんか。

たとえば遭難して10何年音楽を聴けない環境に在ったとか
音楽にまったく触れない生活をしばらくした後に
いきなり何十年ぶりかで聴いたりすると、
良さが判ったりするんじゃないか、と。
もちろん昔一度聴いて知っている、というのが前提だが。

こうして突き詰めていくと、ただ単に
自分はビートルズのバージョンが嫌いだったことが判る。
この辺を境に自分の中でのビートルズ至上主義が崩れていったのだ。
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